漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
例年、春になると生理が遅れがちで、場合によっては3ヶ月くらいないこともあります。
病院でピルを飲んだこともありましたが、飲まなくなると生理が来ないし・・・かといってピルを飲み続けたくないので、悩んでいました。
ある日、妊娠した友人と話をしていると、漢方が生理不順にいいよ!と。
私も相談してみようと漢方薬局へ出かけました。
今までの生理の状態や治療経過などをお話して、自分の体についていろいろとご指摘を受けました。
まず、良質の血液が少ないということ、気の巡りが悪く、自律神経のバランスが崩れていること、瘀血が多く循環不良があり冷えていること等々、改善すべき点が理解できました。
そこで、漢方薬を飲み始めました。
いずれも体の中に染み渡る感じで、とても
飲みやすく、続けることが日課になりました。
2ヶ月も服用したころ、基礎体温も上がって、二相性になりました。そして、生理が来たのですが、今までになく多い経血量でした。おまけにレバー状の塊も出て、驚きました。けれど、そのせいか身体全体がとても軽やかになりました。漢方を服用し始めてもうすぐ1年になりますが、今年の春は生理が遅れることもなく、毎月順調にきています。おかげさまで、顔色や手足の冷えも改善して、快適な毎日を送っています。
女性に多い、気血両虚タイプで、ストレスも多いことから自律神経の乱れがあり、肝鬱の状態にありました。
そこで、気血双補・疏肝解鬱・活血化瘀を中心に対応を進めたところ、順調に生理が来るようになりました。
その後は精神的にも安定したようで、心身ともに快適な毎日をお過ごしのようです。
漢方薬を日課にして続けていることも、心身の支えになっているのでしょう。
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